実家の片付けとDIYの始まり 前編
2022年の年末から、汚家となっていた実家を片付け始めました。それに合わせてDIYも沢山しているので、振り返りながら少しずつ記事にしていこうと思います。
実家が荒れるまでの経緯
そもそも実家が荒れた原因は弟と父にあります。20年以上前、父の転勤について行く形で家族で引っ越し、実家は賃貸に出していたのですが、10年後、弟が就職する際に一人で住み始めました。弟は家事をまともにしたことが無く、当然のようにすぐに荒れていきました。私は帰る機会がそんなになかったので見て見ぬふりをしていました。
その何年か後、父が定年退職したので母と実家に戻り、弟の三人で住むようになりました。父母が帰ってきた時に多少は片付き、数年は特に問題無く帰省できていました。
ところが定年後少しして父が事業を始めたのですが、年を重ねる毎に仕事で使う物が増え始めました。父も弟も物をあちこちに置きっぱなしにするので、リビングやキッチン、洗面所だけでなく、各居室に物があふれ、床に直置きが増え、埃が溜まり、どこもかしこも汚くなっていきました。
途中弟が結婚、転職、家を買うという流れで実家を出ましたが、物はそこまで減りませんでした。
2019年頃くらいから、母の体調が悪くなりだし、細かい家事が出来なくなってきました。結果、誰も片付けや掃除を殆どしない家となっていました。
そして2022年の11月、新型コロナのパンデミックも落ち着きだした頃、久しぶり実家に帰ると、汚さが目について安心して滞在できない状態まできていました。
このまま何もしなければ汚くなる一方です。ついに何とかしようと決心しました。
実家片付け開始:キッチン
最初に取りかかったのはキッチンです。私のストレス度合いが一番高い場所でした。
先ずは夫と相談して、無理矢理食洗機を導入することにしました。(プレゼントという体で勝手に送りつける手法です)
水道に接続しないでも使用できる据え置き型の食洗機で、先ずは工事をせず設置。一度普段よく使う食器を洗い直しました。食器は茶色からつるぴかに。これで安心して食器が使えるようになりました。
それと同時に、二日ほどかけて、不要な物は捨て、汚れを落とし、収納を見直し、作業台の物を片付けました。これで料理をすることが苦痛ではなくなりました。
下の写真は壁やコンロ周辺の油汚れを綺麗にした時の様子です。見違えるように綺麗になりました。
後日食洗機は水道業者に水栓と繋ぐ工事をしてもらっています。
実家片付け第二章:自室……?
食べるものに安心が出来たら次は泊まる場所です。
子供の頃自分の部屋として与えられていた部屋は4.5畳の小さな部屋。転勤時に倉庫に預けていたシングルベッドが転勤終了と共に元に戻され、4.5畳の部屋の半分を埋めていました。そして残りの半分はデスクが置かれ、父の新たな仕事スペースになっていました。
帰省の際、私と夫はこの部屋に泊まるようになっていました。
最初の頃は比較的に綺麗に保っていたのですが、徐々に父の荷物で埋まり始め、そのうち泊まる時の荷物を置く場所も無くなっていきました。仕方ないのでスチールラックを買って荷物を置けるようにしたら、今度はそこにも父の物があふれ出し……。
途中までは私が来る前に掃除機をかけれるくらいだったのが、そのうち床に物があふれ、掃除機をかけなくなり、そして床に物と埃がたまり、ベッドに寝るとダニの気配まで感じるようになってしまいました。
リビングも荒れていてくつろぐ場所がないのに、自室もいっぱいいっぱいです。夫も過ごしにくいだろうし、疲れたらゴロゴロ出来る部屋が欲しい。
ですがその前に大きな問題がありました。
つづく。
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