実家DIY:4.5畳 DIYベッド Vol.2
設計について
既に自宅の方でロフトベッドを作りましたが、今回は以前のものと全く違う設計にしました。というのも階段や収納用の目隠しに使う木が多くなりそうなので、重くなりすぎて家が倒壊したら怖いので、ベッドの本体部分は可能な限り軽くしたかったからです。木造の古い家なので、耐震基準も現在より一つ前の基準で作られています。昔の家にしては結構しっかり作られている上、4.5畳部屋の下は玄関、トイレ、風呂と柱が複数あり支えられてるので過度な心配はいらないのですが、それでも軽い方が良いのはわかります。
その為使用する2×4はできる限り少なく、すのこ部分は必要最低限の軽い杉材にし、ワイヤーメッシュを敷いて、いざという時に簡単に解体出来る設計にしました。
ちなみにベッドの高さは140cmくらいにしています。夫の座高を測って、ベッドから起きた時に座った状態で頭をぶつけないサイズで計算しています。
以前作った物より高さがあるので少々不安がありますが、マットレス直置きは問題なので、先ずはベッドフレームから作ることにしました。2024年の一月の下旬、DIYベッド作り、スタートです。
購入した物
先ずはマットレスが乗る外枠とすのこの部分を作ります。購入するものも、全体の木材ではなく、枠とすのこ部分だけにしました。
●2×4 8ft:2本 6ft:2本
●杉角材 15本くらい?※
●ワイヤーネット 16枚(サイズ:約44×29cm 1枚110円 ダイソー)
※杉材の本数はちょっと覚えてないので正確ではないかもしれません。
事前準備から組み立てまで
2×4は簡単に、杉材は念入りにヤスリをかけます。そしてカビ対策に、大量に余っていた壁に塗った塗料を塗りました。杉材のカットとヤスリがけ、塗装に二日ほどかかりましたが、組み立て自体はすぐにできました。
そして、余っている木材、これから買う木材を置いておく場所にする為、30cmくらいの一時的な短い脚を簡易的につけました。これで第一段階が完成です。
ところが、いざ、夜になって寝てみると、キシキシと軋む音が……。正直寝心地はよくありません。自宅の方は子供が飛び跳ねても一切軋み音もしないので、こちらはかなり不満足な出来となりました。
原因はいくつか予測できます。
1.杉材が柔らかい(過重がかかると反るのかも?)
2.杉材をケチってビス1本で打っている
3.ボンドを付けていない
4.すのこ同士の擦れ
4はすぐに対処できるので、すのこの枠にダイソーのフェルトシールを貼ってみて対処しました。すると軋みは半減しましたが、まだ鳴ります。あとはボンドを付けビスを増やすかと考えていたのですが、この時点で、木材の存在感が強くて、ベッドを木で作ること自体に少し抵抗感を覚えました。
もともと作る前にわかってはいたのですが、この部屋に合うのは木目のベッドではなく、白いパイプベッド。しかし求める仕様の既製品を再び探してみれば、値下がりしたのか、1万円安くなったものの、最低でも5万円以上する……。このまま作り進めても不満足なので、ビス2本にするのも躊躇いが出ました。
父は簡易足の付いたベッドを見て、逆にロフトにしなくてもいいんじゃないか、と言いだし、私は確かにロフトをDIYとなるとかなり大変だと腰が引け出していました。その上床にマットレスを直置きしてた頃より明らかに圧迫感が増して部屋が狭く感じるようになり、このまま木材で140cm上まで上げてしまったら更に圧迫感が増すだろうと容易に想像できました。ですがやっぱりチェストの他にソファも置きたい。そうなるとロフト化は必須です。
結局どうするか答えは出ず、次に来る時までに考えることにしました。
そしてこの後、DIYベッド制作が急展開を迎えることになります。
つづく。
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