実家DIY:洗面所 Vol.7 洗面台設置・後編


前編では、古い洗面台を撤去し、止水栓を閉めたところまで書きました。

後編では、壁と床の施工から洗面台設置までを書きます。


4・5 壁と床の掃除、パテ埋め、壁塗

難関だった止水栓が無事閉めれたので、次の作業に進みます。

壁・床の掃除

まず、壁と床の掃除をします。壁はカビキラーでの拭き取りを三回繰り返さないと汚れが落ちませんでした。残念ながら掃除後の写真を撮り忘れてしまったのですが、掃除だけで結構綺麗になっています。

床は雑巾で拭いて捨て、を3回ほどすれば綺麗になりました。

壁の塗装

最後に残していたバスタオルハンガーを撤去します。洗面台やバスタオルハンガーを撤去した際に発生したビス穴をパテで埋め、乾いたらヤスリをかけて平坦にします。

また、コンセントと巾木は養生しておきます。

準備が終わったら塗装します。

今回は塗装範囲が狭いので、下準備も塗装も短時間でさっと終わりました。


6・7 古いクッションフロアを剥し、フロアタイルを施工

床材について

水場なので本来ならクッションフロアの方が安心なのですが、使用できない時間を最小限にする為、洗面台側、廊下側と貼るタイミングを二回に分けて施工がしやすいフロアタイルを選びました。

選んだフロアタイルについては、後日廊下側の作業の際に詳細を記載します。

作業準備

 元々洗面所は突板のフローリングだったのですが、一部が傷んだ為、父がホームセンターで買ったクッションフロアをDIYで貼っていました。その為、先ずは古いクッションフロアを剥がし掃除をします。

仮置き

綺麗になったらフロアタイルを仮置きしていきます。左奥側から敷き詰めると、右側が2cm程足りない状態になります。右側は洗面台の脚がない設計なので、足りない2cm部分は後日に回します。

立水栓や配水管の部分は扉で隠れる予定なので、円ではなく単純な直線カットで不要部分を切除しました。

貼り付け

一旦仮置きしたタイルをどかし、施工範囲にクッションフロア用の接着剤を塗布、10分程置いてから順番に貼っていきます。はみ出た接着剤を濡れた雑巾やウェットティッシュで拭き取って完了です。


ここまで来ると今日の作業の終わりが近いです。スタートが早かったので、昼食(11時頃)までに、ここまでの作業を終わらせることができました。


8 洗面台を組み立てる 

午後から洗面台の組み立て開始です。

先ずは左側の2×4で作った脚を設置。奥に1×4で作ったコンセントが挿せる見切りを隠し釘で打ち込み、天板を置いて棚受けで固定しました。

隠し釘は塗料を上から塗ればほぼ分からない状態になっています。


洗面台の脚は左側しかなく、右側にダイソーの棚受け金具と1×4を使った棚受けで支えているだけだったので父が不安がっていましたが、3ヶ月程使用していますが、今のところ問題が無さそうです。家族には体重をかけないように注意はしていますが、長く使う場合はもう少し頑丈な設計にしないとダメだと思います。(今回の洗面台は殆ど自室ベッドで買った端材を使用している為、ちょっとケチな設計になってます)


9 水栓、排水栓、S字トラップの取り付け

 洗面台が設置できたので、天板に洗面ボウルを乗せ、排水栓と水栓と、ホームセンターで買った蛇腹のS字トラップを取り付けます。 排水栓、トラップは驚くほど何の苦労もなく取り付けができましたが、混合水栓を取り付けようとした際に、なかなか取り付けることができませんでした。水栓から天板までを挟むのではなく、水栓と洗面ボウルを挟まなければいけないことがわかりました。

それには水栓の金属部分が天板を通らないとダメで、そうなると現状の穴が小さすぎることがわかりました。そう言えばyoutubeで同じミスをしてる人が居たなと今更思い出します。


仕方なく、一旦、取り付けたものを外して穴を広げなければならず、非常に面倒でした。しかも広げた部分に水が染み込んだら嫌なので、油性ニスを二度塗りする必要がありました。薄め液で薄めたせいか、サーキュレーターで風を送っていたせいか、乾燥が早かったのは不幸中の幸いでした。


水栓の穴は必ず事前に確認してから空けることをお勧めします。ホースが入る穴ではなく、水栓を支える為に挟み込む金属部分が入るサイズの穴を空けてください。


無事修正が終わった後、再び排水栓、トラップ、水栓を取り付けました。二度目なので非常にスムーズです。


10 水漏れの確認

 先ずはお風呂場で洗面器に水を入れて、洗面ボウルに流してみました。二度ほど試しましたが、どうやら水漏れは全く無さそう。排水トラップも確認しましたが、大丈夫でした。 次に水栓の水漏れ確認です。水の止水栓を開き、水を出してみます。 どっと、黒い汚い水が一瞬流れ、すぐに透明になりました。汚い水が出たことに若干引きましたが気を取り直して細かく見て漏れがないか確認します。特に漏れは確認できませんでした。


次はお湯の方です。いざ、お湯の止水栓を開くと、なんと止水栓のネジ部分から水が漏れてしまいました。原因は恐らくですが、父が止水栓のネジが回るようになった後、何を考えたのか一度全部回して外してパッキンも外しちゃったのが原因じゃないかと踏んでます。元に戻しましたが、古いパッキンなので、もう駄目だったんでしょうね。 

時刻は15時40分。実家の夕食は17時には始まります。今から部品を買いに行って取り付け直すのはちょっと厳しい。 結果、この日はお湯の方の止水栓を閉めた状態で、水しか出ないようにして凌ぐことにしました。既に6月末。手洗いにお湯を使わなくても問題ないことが幸いです。 お湯の止水栓の取り替えは翌日に持ち越すことになりましたが、この日の内に洗面所が使えるようになり、安心しました。


止水栓の交換

翌日、朝からコーナンプロに行き、止水栓を探します。パッキンだけ変えるでも良かったのですが、止水栓自体古かったので新しいものに取り替えることにしました。事前にスマホで写真を撮っておき、形が一番近いのを選びました。


買った物

●止水栓 1000円くらい

●パッキン(止水栓用) 300円くらい

●シールテープ 200円くらい


交換手順

1.元栓を閉める

2.お湯の給水ホースを外す(水はバケツに)

3.古い止水栓を外す(水がこぼれるので床に雑巾や養生シートを置いておくと安心)

4.ネジ部分にシールテープを巻く

5.パッキンを入れ、止水栓を取り付ける

6.元栓を開き水漏れがないか確認

7.止水栓を開き、水漏れが無いか確認

8.蛇口を捻ってお湯が出るか、または水漏れがないか確認

※シールテープの巻き方は事前に調べておくと安心です。


確認作業は全て問題無くクリアしたので作業は完了となりました。

念のために、その後数時間置きに水漏れがないか確認をしましたが、特に問題ありませんでした。

今でも時々実家に行った際に水漏れが無いか確認していますが、今のところ大丈夫そうです。

最難関だった洗面台の設置は無事に終わりましたが、洗面所DIYはもう少し続きます。


つづく。

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