和室収納DIY vol.2 ワードローブを作る


デスクは後からでも作業できるので、まずは土台となるワードローブの方を先に作っていきます。通常、吊戸棚は天井の柱や躯体などにもビスを入れていくのですが、ワードローブを置くことによって支えになる為、天井やマンションの躯体には影響ないように設計してます。その為、ワードローブはかなりしっかりとした作りにする必要がありました。

ネットで買った家具脚が思いのほか細かったので、その点は不安がありましたが、試しに実際取り付けて立ててみると意外と問題なさそうだったのでそのまま使うことにしました。

ワードローブに使う木材は下記の通りです。

  • ゴム集成材(左サイド)
  • 杉無垢板(仕切り板・右扉側板)
  • ホワイトベニヤ(背面)
  • 1×4(背面補強)
  • 2×4(右サイド柱)
  • パイン集成材(底板)


杉の香りでダニが減少するとの情報を得たので、杉板はどうしても使いたく仕切り板に採用しました。底板は見える部分ではないので経費削減の為、比較的強度のあるパイン集成材に。

背面のホワイトベニヤは、普通のベニヤにしようか迷ったのですが、値段が少しだけUPしてもホワイトベニヤにして良かったです。扉を開けた時の印象が大きく変わります。

右サイドは壁に接している為、板をはる必要がないので2×4の柱のみとなっています。ただし、扉を付ける側板が2×4のサイズだと隙間ができてしまうので、厚さ15mm程の杉板を扉の側板として柱の横に立てています。


ビスの問題

組み立てる際に、外側からビスを見せたくなかったので、100均のL字金具を利用しています。埋め木という方法もあるのですが、それさえもしたくなかったので、L字金具という手段を選びました。

青い丸部分は、L字金具2個だけで支えていますが、意外と頑丈なようで安心してます。背面の1×4の補強が効いているのだと思います。1×4は内側から斜めにビスを入れ、ゴム集成材にしっかりと留めています。

緑の丸は、底板にもビスを複数打っているので、L字金具は補強程度の扱いです。


地震対策

組み立て終わった後に、地震が起きても倒れてこないように、ワードローブを右側の壁に固定します。

まず、3枚の余っていた板を、下地センサーで調べた柱の位置に1枚につき4本のビスで取り付けます。次に、この板にワードローブの右側の柱をビスで留めます(赤い丸参照)。取り付け後、体重をかけて引っ張ってもビクともしませんでした。これで地震の時でも安心です。


ワードローブの天板と扉は、吊戸棚を設置した後に取り付けるので、最初のワードローブの作業はこれにて終了です。

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